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zoom RSS トイレの改修計画 その1

<<   作成日時 : 2016/06/27 12:51   >>

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全国の学校では、耐震改修工事に引き続き、トイレの改修工事が進められています。
ただ単に和式を洋式化するだけでなく、学習の合間、学生さんたちがリフレッシュできるより良い空間として、トイレを考える必要があります。
今日はトイレの改修に適した床材を二種類取り上げてご紹介します。



トイレの床材に求められる主な機能は次の通りです。

 1.尿、中性・酸性洗剤などトイレの様々な汚れや、薬剤による変退色が少ない。
 2.トイレのニオイの原因となる「アンモニア」を消臭・分解してくれる。
 3.汚れが付きにくく、ワックスが不要など、メンテナンスが楽。
 4.水にぬれても防滑性が高い。

最近の学校のトイレは、湿式清掃ではなく、乾式清掃ですので、床はタイルだけでなく、塩ビシートも使えるようになりました。床材メーカーでは、機能性の高い製品がつくられています。
「東リ」では『トイレ用 防滑性ノーワックスビニル床シート消臭NSトワレNW』という製品があり、柄も無地、石柄、木目柄があり、色も豊富で、抗菌性と防滑性もあります。



「ロンシール」では『サニタリウム』という製品があり、東リの製品と同様の機能と防カビ性にも優れています。



カタログ価格は平米あたり4900円ほどになります。
どちらも製品も名前からして、正真正銘のトイレ専用床材ですね。必要な機能を満たしていればどんな床材を選択しても構わないと思いますが、私たち設計者は、メーカーからA4サイズくらいの見本を取り寄せて、壁材やトイレブースの色などと相性のよい床材を選んでいきます。
ただし、材料を設計段階で選んでも、工事開始は半年先ということもあり、メーカーで廃盤になることがあります。現場で再度選びなおすことも多いのですが、青は青でも、緑がかった青もあれば、空のように澄んだ青もあり、彩度が違うと、他の材料の色と合わないので頭を悩ませることがあります。
余談ですが、以前、オフィスビルの現場で、女子トイレに設置されたロッカーの仕上材の色が、設計で指定したものと違っていたことがあります。こちらの指定色は、彩度が低めのピンク色だったのですが、実際に出来上がったロッカーの色はなんと彩度が極めて高いピンク色。。。トイレの中で、ロッカーだけが異彩を放っており、がっかりしました。私としては、パースも描いて、色彩計画を行い、日塗工の色見本帳で色を指定したので、有無を言わさず製作し直しとなりました。



設計者としては、作ったものを壊してまた作り直すという行為自体、考えられないことなのですが、今後何十年も利用される建物となると、妥協するわけにもいきません。トイレの床材から横道に逸れましたが、今後も、トイレ改修計画について、ブログにまとめていきますので、ご興味のある方はのぞいてみてください。


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