フェリーチェ・ヴァリーニの○

先日、ファーレ立川を散策しました。ファーレ立川は、立川駅北口の街の名称です。ホテル、映画館、図書館など11棟のビルや通りの至るところに、92人のアーティストによる現代アートが設置されています。あるのもは車止めだったり、排気口だったり、そしてちょっと一休みできるベンチだったり、さまざまです。(ファーレ立川にあるアートの紹介→http://www.gws.ne.jp/tama-city/faret/index.html

通りを見上げると、ビル屋上のペントハウスには、赤い○が描かれています。

画像


これはフェリーチェ・ヴァリーニ氏の作品で、他にもペデストリアンデッキの上り口に、2つの黒い○を描いた作品があります。



どちらの作品にも、というかヴァリーニ氏の作品に共通するのは、ある一点で見たときだけ像を結ぶいう仕掛。わずかにその場所から動いてしまうと、原型は崩れてしまいます。というのも、この作品は外壁や雨どい、手すりや軒天などに巧みにペイントされた立体のだまし絵なのです。







都市が作り出す奥行きや陰影の中に、記号のように浮かぶ○は、風景を一気に平面化してしまいます。そして、人々は、時間が止まったかのように、どこにでもあるような場所を凝視することになるのです。

フェリーチェ・ヴァリーニ氏の作品→http://www.varini.org/02indc/indgen.html

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