取っ手の観察

昨日は陶芸の日。花瓶を削り終わり、いよいよコーヒーカップの取っ手をつけました。皆さんは、普段使っているカップの取っ手がどんなだったか思い出せますか?
スタンダードな取っ手の作り方を説明しますと、まず粘土を長さ5センチほどの氷柱(つらら)状の先細りにし、細い方から平たくし、手でしごいて10センチほどに伸ばします。太い方を下にし垂直に立てると重力で細い方が自然にカーブを描いて下に垂れます。その状態で机に固定し乾かすと出来上がりです。カップの大きさに応じて切り揃え、太い方はカップの上部に、細い方は低部に取り付けます。取っ手の太さが異なるのは、カップにコーヒーを注いだときの重さとバランスをとるためだそうです。
毎朝、私がコーヒーを飲んでるカップ(IDEEの姉妹店SPUTNIKショップのもの。無印の傘下にある現在のIDEEではなく、南青山にあった頃のものです)は、取っ手は薄さが均一ですが、使い心地もいいので、スタンダードな取っ手とどこが違うのかと観察してみると、縁だけが薄く、その断面は三角形になっていました。低部からだんだん上部を幅広にしてあるのはデザインだけでなく、重さのバランスを取るためだったのです。



すごい発見をしてしまった!と思い、家のコーヒーカップの取っ手を片っ端から見てみると、イッタラEgoのエスプレッソカップが同じように三角形断面をした取っ手でした。取っ手がシャープに見える理由はこれだったのですね。



お気に入りのジオ・ポンティの絵が描かれたリチャード・ジノリのマグカップは、中間に人差し指1本が入るくらいの小ぶりの取っ手がついていて、中指で取っ手の下部を支えることで安定するようです。ジオ・ポンティはイタリアの建築家で、ミラノのピレリ・ビルが代表作です。




来週の陶芸では、2つのカップに取っ手をつけます。ころんと丸い形のエスプレッソカップと浅いカフェオレボウルです。完成したら、写真をアップしますのでお楽しみに。

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