トーストとクリアランス

ようやく、我が家のキンモクセイは満開になり、毎日、家中がキンモクセイの香りに包まれ、とても気持が安らぎます。
昨日、初めて陶芸の『板づくり』に挑戦しました。板づくりはその名の通り、板状の粘土で箱型の器に組み立てる手法です。真四角のお皿を作る場合は、板状にした粘土の両サイドに厚みの定規となる『たたら板』を置き、『切り針金』という取っ手のついたワイヤーで、たたら板に沿って薄くスライスします。それから、部品となる底部と4辺の立ち上がりを切り取り、組み立てて終了です。これまでは、表面を磨いて、単色の釉薬をかける作品ばかりでしたが、今回は三島手(表面にお花などの印を押し、化粧粘土で象嵌して模様をつけたもの)で多少色気のある作品になるかもしれません。楽しみです。
さて、どんなお皿を作ろうか?とあれこれ考えていたとき、我が家には毎朝食べるトーストが丁度のっかる皿がないことを思い出しました。丸皿に四角いものをはみ出さないようにのせようとすると、やや大きめの皿が必要です。以前は、ちょっとぐらいパンの耳がはみ出てもいいやと小皿にのせていましたが、どちらにしても不自然な感じがします。そんな経緯から、真四角のトースト皿をつくることにしました。
スーパーなどで売られている食パンを実測すると11.5センチ×13.5センチ。意外ですが縦横で2センチも違います。周囲に1センチのクリアランスをもたせると、4辺の立ち上がりの板厚(今回は7ミリ)を含め、長手方向の13.5センチを足して約17センチ。この場合、短手では両サイド2センチ以上開いてしまい、やや大き過ぎます。ということで、長手のクリアランスを5ミリとし、16センチ角の皿とすれば、短手で両サイドとも1.5センチ程度なので、このぐらいが妥当かと。実際、陶器は焼くと1~2割縮むので、理想のサイズの皿になるかどうか最後まで分かりません。建築なら図面の寸法通りに1ミリの狂いもなく出来て当然なのに、陶芸は予測不可能でなんとも気まぐれな代物なのです。まぁそこが、陶芸にはまってしまう理由でもあるのですが・・・。



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