丁張りと地盤改良工事

昨日に引き続き、W邸の工事状況を紹介したいと思います。
まず、敷地の四隅に木の杭を打ち(丁張りといいます)、建物の通り芯となる位置に水糸(色付のナイロン製の糸。水糸の「水」は水平の意味らしい)、を水平に張り建物位置を確認し、基礎天端を決めます。既存建物から寸法を追っていくと、なんと東側の敷地境界線が畑側にあり、通路幅が設計よりも狭くなってしまいました。



翌日は地盤改良工事です。地盤調査結果により、地面から地下約1.5mに支持地盤があることが判明しました。施主さんと相談し、安全のため地盤改良を施すことになりました。改良部分は比較的浅いので、安価な地盤改良柱状ソイルコラム工法としました。この工法は、掘削機で地下1.5mまで直径60センチの穴を掘削しながら固化材を注入して現場の土と攪拌し地盤の強度を高めるものです。施工者によると、お隣の大垣市は地下10m以上が軟弱地盤という土地が多く、住宅でも杭を打つそうです。今回は安価な地盤改良法とはいえ、18箇所の打設で約40万ほどかかりました。通常の工事坪単価に地盤改良費は含まれていないので、これから家づくりを行う方は、工事予算を立てる前に地盤調査を行うことをおすすめします。W邸では住宅で一般的に行われている「スウェーデン式サウンディング試験」を行いましたが、費用は4箇所の調査で5万弱です。
今のところ工事は順調に進んでいますが、蓋を開ければ予想外のことも多々起こります。今回、地盤改良の掘削機の高さが9mもあり、既存宅に平行に走る2本の電線が掘削機のリーダー(土を掘削する杭のようなもの)に引っ掛かるため工事が難航しました。何度もリーダーを倒したり、掘削機を切り返しバックさせたりして電線をくぐり抜け、間隔が50㎝あるかないかという狭い電線の間にリーダーを立て、ようやく改良位置にセットできました。施工者の皆さん、本当に御苦労さまでした。




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