コンペに入選しました!
5月末に参加した『埼玉西川口キリスト教会』のコンペに入選しました。86点にものぼる応募作品のなかから、ああす設計室を含む7案が選出されました。G.Wを返上して頑張った甲斐があり、最高に嬉しいです。今後、教会員の方々へのプレゼンテーションを経て、秋ごろ実施案が決定される予定です。来年のクリスマスにライトアップされる新しい教会は果たしてどんな姿なのでしょう。
さて、先々週、23:30新宿発、翌朝6:30名古屋着の深夜バスに乗り、W邸の現場監理に行ってきました。はじめて深夜バスに乗車したのでとても疲れました。高速道路ではガッタンガッタンと規則的な振動があり、カーテンの隙間からフラッシュのように外灯の光が差し込み、ずっと隣の人(主人ですが)の肩があたり、眠れたものではありません。東京に戻った翌朝、肩と背中に激痛があり一週間首が回りませんでした。3人席のゆったりシートだともう少し楽だったかもしれません。
岐阜は35度を超す猛暑でしたが、W邸の建物内は思いのほか涼しく快適でした。囲いの外壁は完成し、一部サッシが設置され、電気、衛生設備の配線や配管も終わっていました。
階段はまだ設置されていないため、「ササラ桁(階段の踏板を両側で支える部材)」に指とつま先をひっかけつつ、カニのような格好をして上るしかなく、とても危険でした。最上階は、田んぼや空といった風景が三方に広がる、とても気持のいいルーフデッキになりそうです。
W邸はスキップフロアといって、建物の北側が半階ずれた構成になっています。2階と1.5階を結ぶ廊下にテーブルを設け、子供たちが友達と一緒に宿題をしたり、お父さんやお母さんと一緒にパソコンをしたり、絵を描いたり、または一人で読書をしたりと、多目的に利用できるスペースを設計しました。現場にはまだテーブルは設置されていませんが思ったより広い空間です。
W邸の家具を担当してくださるのは、数年前に私たちの自宅の家具を製作してくれたスタジオMさんです。今回、家具の打ち合わせのため、お隣の長野から現場に来てくださいました。現設計では、多目的ホールのテーブルは直線の台形ですが、実際にはやわらかいラインのほうがいいなと感じ、早速絵を描いてみました。枝豆のような形状のテーブルに豆粒のようなかわいい椅子が置かれるイメージです。
だんだん建築らしくなってきたW邸ですが、次第にディテールなどが気になりはじめます。例えば、子供室に設置される斜めの建具の可動部をどうやって支えるか?レールなしとするにはどうするか?腰をかがめないでつかみやすい取手の位置は?・・・。実施設計で検討したつもりでも、現場に入ると思いもよらない問題が浮上します。実際に建具を検証してみることにしました。斜めに倒れているので、できるだけ軽量とし、上下は垂直に可動部と接する断面形状とし、階段の踏み面にレールがあると危ないので、格納式のスライドレールを用い、取っ手は両面どちらからも持ちやすいループ状にすることにしました。建具の完成が楽しみです。
さて、先々週、23:30新宿発、翌朝6:30名古屋着の深夜バスに乗り、W邸の現場監理に行ってきました。はじめて深夜バスに乗車したのでとても疲れました。高速道路ではガッタンガッタンと規則的な振動があり、カーテンの隙間からフラッシュのように外灯の光が差し込み、ずっと隣の人(主人ですが)の肩があたり、眠れたものではありません。東京に戻った翌朝、肩と背中に激痛があり一週間首が回りませんでした。3人席のゆったりシートだともう少し楽だったかもしれません。
岐阜は35度を超す猛暑でしたが、W邸の建物内は思いのほか涼しく快適でした。囲いの外壁は完成し、一部サッシが設置され、電気、衛生設備の配線や配管も終わっていました。
階段はまだ設置されていないため、「ササラ桁(階段の踏板を両側で支える部材)」に指とつま先をひっかけつつ、カニのような格好をして上るしかなく、とても危険でした。最上階は、田んぼや空といった風景が三方に広がる、とても気持のいいルーフデッキになりそうです。
W邸はスキップフロアといって、建物の北側が半階ずれた構成になっています。2階と1.5階を結ぶ廊下にテーブルを設け、子供たちが友達と一緒に宿題をしたり、お父さんやお母さんと一緒にパソコンをしたり、絵を描いたり、または一人で読書をしたりと、多目的に利用できるスペースを設計しました。現場にはまだテーブルは設置されていませんが思ったより広い空間です。
W邸の家具を担当してくださるのは、数年前に私たちの自宅の家具を製作してくれたスタジオMさんです。今回、家具の打ち合わせのため、お隣の長野から現場に来てくださいました。現設計では、多目的ホールのテーブルは直線の台形ですが、実際にはやわらかいラインのほうがいいなと感じ、早速絵を描いてみました。枝豆のような形状のテーブルに豆粒のようなかわいい椅子が置かれるイメージです。
だんだん建築らしくなってきたW邸ですが、次第にディテールなどが気になりはじめます。例えば、子供室に設置される斜めの建具の可動部をどうやって支えるか?レールなしとするにはどうするか?腰をかがめないでつかみやすい取手の位置は?・・・。実施設計で検討したつもりでも、現場に入ると思いもよらない問題が浮上します。実際に建具を検証してみることにしました。斜めに倒れているので、できるだけ軽量とし、上下は垂直に可動部と接する断面形状とし、階段の踏み面にレールがあると危ないので、格納式のスライドレールを用い、取っ手は両面どちらからも持ちやすいループ状にすることにしました。建具の完成が楽しみです。
この記事へのコメント
プレゼンでも頑張ってください。
一度神戸の家見に行かせてもらいたいんだけど場所教えてくれない?
大工同窓会はこれそうかな?やり手の先生に御指導いただかなくちゃ!!!
同窓会には参加するつもりです。W邸の場所はそのときに教えますね。こちらこそ、お手柔らかに。
礼拝堂の10席の長椅子はとても使いにくくないですか?
前面ガラスのメンテナンスはどのように?
3Fオープンルームを使用しない時の椅子の収納は?
プレゼンがんばれ!