再訪と再考_東京デザインセンター(マリオベリーニ)

デザインブックス閉店と建築探訪
東京デザインセンターを再訪しました。
かつての職場が五反田だったこともあり、学生時代に初めて見学した以後も度々訪れていましたが、
職場の昼休みに1階のデザインブックスに立ち寄る程度でした。
そのデザインブックスが、この7月をもって閉店したようで、その空き時間を急遽利用した建築見学となりました。
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感じる空間
東京デザインセンターは、ポストモダン、外国人建築家など、1990年代の雰囲気を良く反映した建物でした。
というより、恥ずかしいことですが、学生時代にはそんな文脈からしかこの建物を見ていませんでした。
ファサードにパックリ開いた吹抜けも、その壁の微妙に振れた角度も、スタイリッシュな要素として「カッコ良い」と思えど、それ以上の感慨はありませんでした。

 今回の再訪では、土地のレベル差が持つ地形や緑の力と共振し、その残響を街中に轟かせるかの如く、駅方面に向けて開いたベリーニの直観に、大変共感出来ました。(本人の弁は、今回、再調査していませんが)
全面道路から全く見えないという店舗としての視認性の悪さは、どうにもし難く失敗かと思う反面、
レベル差が生む断絶から建物に刻まれる深い影や静寂を体感すると、100年や200年後も継続する価値を見出すことに成功したと感じずにはいられませんでした。
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数年前、同氏による小淵沢のホテル再訪でも、稜線を活かした配置なのか、あのロケーションでのストリート型建築の展開に、いたく感心したことを思い出した、有意義な再考となりました。

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