ビルの空き室を格安DIYで活き活きとした空間に その3
今回は、テーブルやカウンターをDIYするときに、材料についてあれこれ悩んだことをレポートします。
テーブルに関しては、とにかく大きなものが欲しいこと以外は何も決まっていない状態でホームセンターへ行きました。あれこれと思案しながら天板の材料を選ぶなか、最初に候補に挙がった材料がラジアタパイン。各種サイズがお手頃な値段で揃っています。
ただし、一つ難点だったのは、棚やテーブルを想定した材料なので、長さのバリエーションは豊富だったのですが、ホームセンターでは、奥行き500㎜程度の製品が一般的なサイズ。パソコンのディスプレイとキーボードを置くには、奥行き600㎜は最低必要。私たちの目指すテーブルには不向きなサイズでした。
次に、候補に挙がった材料が、サブロク板(1820㎜×910㎜)の各種材料。その中でも、塗装手間が省けてツルツルピカピカの真っ白なポリ合板にほぼ決まりかけました。
今でも、ポリ合板も良かったと思うのですが、私たちの事務所は、白い壁紙に白いビニールシートの床。
そこに白のテーブルでは、つまらなそうなので、結局、採用は見送りました。平米価格としては、ラジアタパインと同じですが、奥行きと塗装が必要無い点で優れていて、厚さで負けているといった感じです。
こうして材料選びが迷走するなか、驚きの掘り出し物を発見。赤松集成材です。
松はパインなので、これもラジアタパインと同じ種類なのかもしれませんが、ジョイフル本田で品切れご免の特売品として売られていました。グレードなどの問題はありますが、積まれている商品から節の状況など一番良いものを選び、サブロク板の修正材を2,980円で手に入れる幸運に恵まれました。これなら、テーブル表面の塗装にも十分な予算がまわりそうです。
これで、いよいよ憧れの大きなテーブル作りを始めることが出来る!
ということで完成したのが、前回のブログにアップしたテーブルやカウンターです。
DIYをする際に、用途に合わせた材料選びの参考になればと思います。
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