第3回 中学生職業体験実習

先週、第3回目の職業体験実習を行いました。
今回は所沢の中学生の男子2名を受け入れ、3日間の実習です。
設計事務所の仕事を知ってもらうため、現在計画中の『お茶畑を望む家』の模型を完成させることを課題にしました。
ただ与えられた計画案を模型化するだけでは勉強にならないので、今回は子供達と一緒に敷地を見学し、周辺環境を調査し、自分だったらこの場所にどんな住まいをつくりたいか提案してもらうことにしました。
A君のテーマは『丸い家』。なんでも丸い形は電磁波の影響を受けにくいんだとか。
一方、B君のテーマは『ふつうの家』。建築家は変わった家しか作らないから、普通をテーマにしたのかもしれませんが、「普通って何?」と質問をすると答えにつまってしまったB君。情報が刻々と変化する世の中で、何をもって普通と呼べるのか。標準?平均?可も不可もない?プロトタイプ?

建築家にとっても、計画案を練るのは白紙の状態からコンセプトを生み出すのが最も難しいフェーズ。
中学生ならなおさらです。2人共建築の勉強をまだ何もしていないので、もっと突拍子のない自由な発想を期待したのですが、テレビや雑誌の影響なのでしょうか、少々型にはまってしまっているようにも感じました。

『お茶畑を望む家』の計画案は、以前ブログでもご紹介しました。
子供達に私達の考えた計画案を説明したあと、その模型を製作してもらうことにしました。
実は、昨年も職場体験実習を行い、福祉施設の建物模型を製作してもらったのですが、昨年の子供達は図工が得意だったのか、カッターナイフの扱いにもすぐ慣れ、美しい模型が完成しました。
そんな経験から、今回、練習をすっ飛ばしスタートしてしまった訳ですが、完成した模型は壁の高さが微妙に違い、ボードの切り口もガタガタで、少し残念な結果に💧
そもそも、切るときは立って切らないとカッターの刃が垂直にならないので注意すべきだったかも。
高さの違う部分だけもう一度作り直し、屋根以外は完成。
なんとか全てを子供達の手で製作して、その達成感を味わってほしかったのですが、残念~😭
ですが、最後まで頑張った2人に拍手を送りたいと思います。
この機会に、もっともっと建築に興味を持ってもらい、最終的には建築家を目指してほしいです。
『お茶畑を望む家』は、いつか実現する予定なので、是非、自分達のつくった模型の実物を見に来て貰いたいと思います。
お疲れさまでしたm(_ _)m

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